こんにちは!
薬膳マイスター、むーです。
梅仕事シーズンですね!
免疫力アップが期待できる
梅シロップの作り方のご紹介です。
正直個人的には梅シロップは
定番の氷砂糖で作ったものの方が
スッキリ梅の味が分かって好きなのですが、
今年はもう嗜好品作ったってよりは
栄養ドリンクこさえたったって気分ですね…。
普通の梅シロップ作るの飽きた!って方もぜひ♪
梅サワーにして飲んでね!
材料
・青梅 1kg
・蜂蜜 1kg
・りんご酢 100cc
比率が10:10:1になればOK!
りんご酢の量は好みで増減してもらってかまわないんですが
発酵してきたらお酢を足すことで
進みがゆるやかになりますよ。
(火入れしてもいいけど酵素は死んじゃうよね…)
はちみつとりんご酢の梅シロップのレシピ
①保存ビンを消毒する
熱湯消毒すすめられがちですが
熱湯かぶってアツアツになった大きなガラス瓶
あつかうのって結構こわいですよね…。
うちは保存食作る時の容器の消毒は
パストリーゼをシュッでいいことにしてます。
食品にも使われるアルコールなので安心。
②梅を水につけてアクを抜く
水に浸ける時間は2~4時間です。
アクが抜けないことより
水につかりすぎてブヨブヨになることで起きる
カビや腐敗のリスクの方が怖いので時間厳守で!
③梅に軸が残っていれば取り除き、実に何か所か穴をあける
穴あけには竹串を使うのが一般的とは思いますが
フォークでぶっ刺した方が
速くいっぱい穴が開くのでらくちん。
個人的にここが梅仕事のピーク!
穴をあけるのは梅の成分を早く抽出するため。
梅を凍らせることで細胞を破壊して
抽出を早くする方法もありますよ。
(冷凍のものを使う場合は穴あけ不要)
▼何なら凍った状態で売ってたりもする
④水気をふきとった梅・はちみつ・酢の順にビンに入れてフタをし、ビンをゆする
カビの生える隙ができないように
はちみつとお酢を梅に
しっかりからませてください。
ここまでで基本の準備はOK!
⑤水分が出て梅が十分つかるまで毎日せっせとビンをゆする
大体3~4日で梅から十分水分が出て浸かると思うのですが、
それまでなるべく梅が空気に触れないように
こまめにビンをゆすって面倒見てあげてください。
とくにはちみつは氷砂糖の溶けたものより沈殿しやすいです。
もし発酵して泡が出てきたら
ときどきフタを開けて
空気を抜かないと
噴き出してくるので気を付けて!(経験者)
まあ好きこのんで発酵シロップ作ってる人がいるくらいなんで
少々なら発酵しても問題ないですが、
保存があまり効かなくなるので
その場合は冷蔵庫に入れて早めに消費してください。
⑥2~3週間で梅が完全にしぼんだら実を取り出して完成!
完成まで1ヶ月説が優勢な気もしますが
だいたい2~3週間で梅も
もう何も出ません……
って感じになるので取り出してください。
いつまでも漬けていると
そこから悪くなってしまうので、
必ず取り出してくださいね。
▲これはまだ1週間しか経ってないのに私に味見されてる梅シロップ
薬膳から見るはちみつとりんご酢の梅シロップの効果
梅 | のどの乾き・多汗の改善 クエン酸の疲労回復効果 |
はちみつ | 肺を潤す 高い殺菌力 |
酢 | 血液サラサラ効果 高い殺菌力 |
薬膳で
・梅はのど
・はちみつは肺
・お酢は腸
を、整えると考えられています。
夏バテだけでなく
ウイルス感染を意識したとき
のど・肺を強くしたいのは言うまでもなく、
腸は免疫力を司る場所なわけで、
今回のシロップは予防を意識して取り入れるには
なかなかいい構成になっているのではないでしょうか。
注意点としては、はちみつは栄養価は高いですが
ボツリヌス菌の影響があるかもしれないので
1歳以下のお子さんにはぜっっっったいに与えないで下さいね。
参考になれば
嬉しいです♪
▼pippin公認アンバサダー(公認プロ)やってます▼